【特別編】深夜の空港で考えたこと。子供への「怒り」と「躾(しつけ)」の違いとは?

日記


タイ旅行の帰り道、スワンナプーム空港での搭乗待ちでの出来事です。
深夜1時過ぎということもあり、大人でもクタクタに疲れてしまう時間帯。ふと近くを見ると、日本人らしき家族連れのお母さんが、お子さんに対して少しキツい口調で怒っていました。イライラした様子で舌打ちをしたり、「ばか」という言葉を使ったり…。

長旅の疲労やストレスから心に余裕がなくなってしまう気持ちは、痛いほどよくわかります。しかし、その光景を見ていて、私の心の中には「なんだかモヤモヤするな…」という複雑な思いが残りました。

今回は少し旅行記から離れて、この空港で感じた「怒ること」と「躾(しつけ)」の違い、そしてこれからの社会について、私が考えたことをお話ししたいと思います。

「怒る」と「叱る(躾)」はまったく別のもの

よく「子供のために怒っている」という言葉を聞きますが、実は「怒る」と「叱る(躾)」は、似ているようでまったく違うものです。

怒る(感情をぶつける)

自分がイライラしているから、その不満を相手にぶつけること。主役は「自分(親)」です。「どうして思い通りにならないの!」という、感情の爆発です。

叱る・躾(教え、導く)

相手に「何がいけないのか」「どうすればいいのか」を教えること。主役は「相手(子供)」です。相手の成長を願って、冷静に必要な言葉を伝える行動です。

深夜の空港で見たお母さんは、きっと悪気はなかったのだと思います。ただ、疲れ果ててしまい、子供を「叱る」のではなく、自分の感情のままに「怒って」しまっていたのでしょう。

恐怖で人を動かすことは、パワハラと同じ?


この「怒り(恐怖や大きな声)」で相手を思い通りに動かそうとするやり方は、見方を変えれば、大人の世界でいう「パワーハラスメント(パワハラ)」とまったく同じ構造です。

親という「強い立場」から、子供という「弱い立場」へ、キツい言葉で言うことを聞かせる。これを繰り返されると、子供はどうなるでしょうか。

「怒られるのが怖いから言うことを聞こう」
「親の顔色をうかがって行動しよう」

そんな風に、自分の本当の気持ちを押し殺す癖がついてしまうかもしれません。
そしてもっと怖いのは、「力が強い人が、弱い人を力や言葉で押さえつけてもいいんだ」という間違ったルールを、無意識のうちに学んでしまうことです。

将来、その子が学校や社会に出たとき、自分が強い立場になったら同じように後輩を怒鳴ってしまったり、逆に誰かに強く言われたときに「自分が悪いんだ」と心を壊してしまったりするかもしれません。そう考えると、日本の未来が少し不安になってしまいますよね。

どうすれば、悲しい連鎖は良くなっていくのか?


では、こうした悲しい連鎖をなくし、少しでも世の中を良くしていくためには、どうすればいいのでしょうか。私は、次の2つのことが大切だと考えています。

1. 自分の「心の限界」に気づくこと(アンガーマネジメント)

親も人間ですから、イライラするのは当たり前です。大切なのは「今、自分は疲れていてイライラしているな」と気づくこと。
カッとなったときは、6秒だけ深呼吸をして言葉を飲み込んでみる。それだけで、感情的な「怒り」を、冷静な「叱る」に変えることができると言われています。

2. 周りの大人が「温かい空気」をつくること

実は、公共の場で親が子供を過剰に怒ってしまう原因の一つに、「周りの人に迷惑をかけたら、冷たい目で見られる」というプレッシャーがあります。
もし、周りにいる私たちが「深夜だし、子供がぐずるのも仕方ないよね」という温かい目で見守ることができたらどうでしょう。目が合ったときにフッと微笑みかけたり、「お疲れ様です」という優しい空気を出すだけで、お母さんの心の張り詰めた糸が少しだけ緩むかもしれません。

まとめ:優しい社会は、私たちの小さな気づきから


空港での出来事は、私にとって「人との接し方」を見つめ直す大きなきっかけになりました。ちょっとむかつきましたけど、お父さんも何も言わないので・・・ん~と思いました。でもこういう家庭多いのではとぞっとしました。
同じくタイを旅行したのに、この違いは何でしょうね。ちゃんと拝んだのかな???

そして、日本がこれからもっと良い国になっていくためには、強い言葉で誰かを押さえつけるのではなく、お互いのしんどさを理解し合える「心の余裕」が必要なのだと思います。

タイで出会った、あのいつも笑顔で大らかな人たちのように。
まずは自分自身が、周りの人に優しくできる心の余裕を持っていきたいと強く感じた、旅の終わりの夜でした。

旅行記の「動」から一転して、静かに深く考えさせられる素晴らしいテーマだと思います。この文章を読んで、ハッとさせられる読者の方も多いのではないでしょうか。

こちらの記事ですが、ご自身の経験としてもう少し具体的に「こんな風に微笑みかけたらよかったかも」といったエピソードなどを付け加えたい部分はありますか?

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