月曜日の朝、同僚たちが足早に職場へ向かう中、自分だけが社会から取り残されたような焦りを感じていませんか?会社の人間関係や理不尽なトラブルに巻き込まれ、「自分が全てを抱え込むしかない」と限界まで無理をしてきた50代の管理職の方は少なくないはずです。
私もその一人でした。上司との決定的なトラブルで心身症となり、休職してちょうど1週間(7日目)を迎えた月曜日。私の時間は、世間のスピードとは全く違う速度で流れています。この記事では、休職1週間目のリアルな日常をありのままに綴ります。同じように心身をすり減らし、休むべきか、どう復帰に向かえばいいか悩んでいる同世代のあなたへ、私が実践してメンタル回復に絶大な効果を感じている「おすすめのリハビリ方法」をお伝えします。
休職7日目の月曜日。社会のスピードから降りて気づいたこと

同僚が働く月曜日の朝に感じる、焦りと少しの安堵
月曜日の朝といえば、これまでの私にとっては1週間で最も憂鬱で、胃が締め付けられる時間でした。休職して1週間が経ち、そのプレッシャーからは解放されましたが、今度は別の感情が顔を出します。「今頃、みんなは朝礼をしているな」「自分だけがこんな風に休んでいていいのだろうか」という焦りや罪悪感です。
しかし、その焦りの後には必ず「でも、今日はあの息が詰まるような職場に行かなくていいんだ」という深い安堵がやってきます。この相反する感情の波を繰り返しながら、少しずつ心が「休むこと」に慣れていくのを感じています。
くもりで動物園を諦め、映画を見て過ごす「予定調和を手放す」練習
今日は、以前から「動物園に行こう」と決めていました。しかし、朝起きて外を見ると少し天気が悪かったため、あっさりと行くのを取りやめました。
管理職として働いていた時は、「一度予定したことは絶対に遂行しなければならない」「天候に関わらず結果を出すべきだ」と常に気を張っていました。しかし、今は休養中。「天気が悪いからやめる」という、自分の心の赴くままに予定を変えることも、立派なリハビリです。代わりに家でゆっくりと映画を見て過ごしましたが、この「予定調和を手放す」という経験が、ガチガチに凝り固まっていた私の心を少しずつほぐしてくれています。
50代管理職におすすめ!メンタル回復に効く「料理」というリハビリ

もしあなたが休養の過ごし方に悩んでいるなら、私がおすすめしたい対策があります。それは「料理」です。私は休職してから、毎日晩ご飯を作るようにしています。
毎日15時半からスタート。不器用な千切りがもたらす「マインドフルネス」
映画を見終わった後、15時30分くらいからキッチンに立ち、夕食の準備を開始しました。これまで仕事ばかりで料理の習慣がなかったため、包丁使いは手探り状態です。特に野菜の「千切り」がまだ苦手で、どうしても時間が掛かってしまいます。
しかし、実はこの「不器用な千切り」こそが、最高のリハビリになっているのです。指先を切らないように一点に集中している間は、上司の冷たい言葉や過去のトラブル、将来の不安などが頭に入り込む隙間がありません。目の前のピーマンやタケノコとただ向き合い、無心で手を動かす時間は、まさに「思考を強制停止させるマインドフルネス」そのものです。
チンジャオロースと「しらっち」。献立を形にする小さな達成感
昨日のメニューは、チンジャオロースと「しらっち」でした。時間をかけて切った不揃いな野菜たちが、フライパンの中で美味しそうなチンジャオロースへと変わっていく過程には、仕事では得られなかったシンプルで純粋な喜びがあります。
「自分はまだ、何かを作り出すことができるんだ」という小さな達成感。理不尽に全てを否定されたように感じていた私にとって、この小さな成功体験の積み重ねが、失われた自信を少しずつ回復させてくれているのを感じます。
復帰への焦りを和らげる、家族との小さなコミュニケーション

YUZUKIのチーズケーキはおすすめです。
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妻の喜ぶ顔が見たくて。自転車で買いに走った夕食後のチーズケーキ

夕食の準備が一段落した後、ふと思い立って自転車に乗り、夕食後のデザートとしてチーズケーキを買いに行きました。理由はシンプルで、「嫁に喜ばれるかな」と思ったからです。
仕事で追い詰められていた時は、自分の心を守ることで精一杯で、妻を喜ばせようなどと考える余裕は全くありませんでした。ペダルを漕ぎながらケーキ屋に向かうその行動自体が、私の心が少しずつ外の世界や他者に向き始めている証拠なのだと思います。風を切って走る感覚も、沈んでいた心に心地よい刺激を与えてくれました。
仕事のトラブルで失いかけていた「身近な人への感謝」を取り戻す
夜、手作りのチンジャオロースを食べた後、買ってきたチーズケーキを妻と一緒に食べました。驚いて喜ぶ妻の顔を見たとき、本当に買いに行ってよかったと心から思えました。
会社の人間関係という狭い世界で理不尽な思いをし、心が折れてしまいましたが、私の人生にはこうして一緒に笑ってくれる家族がいる。その当たり前で一番大切なことに気づけたのは、強制的に会社から離れる時間をもらえたからです。美味しいものを共に味わい、他愛のない会話をする。この平穏な時間が、何よりの薬になっています。
まとめ:休養中は「できないこと」より「今日できたこと」に目を向けよう

休職して1週間。まだ病気である自覚は薄く、ふとした瞬間に働きたいと焦る気持ちも消えてはいません。すぐに会社に復帰できる状態ではないことも分かっています。
しかし、天気が悪いからと動物園をやめて映画を見たり、慣れない千切りに悪戦苦闘しながらチンジャオロースを作ったり、妻の喜ぶ顔が見たくてチーズケーキを買いに行ったり。そんな些細な「今日できたこと」の積み重ねが、確実に私の心を回復に向かわせています。
もしあなたが今、責任感に押し潰されそうになっているなら、まずは思い切って休んでみてください。そして、仕事とは全く関係のない「料理」のような目の前の小さな作業に没頭する時間を作ってみることをおすすめします。焦らず、今日できた小さなことを一つずつ褒めていくことが、確実な会社復帰への第一歩になるはずです。
