【第15回】休職16日目:実家の綺麗な庭と親についた嘘。明日は一人で楽天戦へ!

会社の人間関係や終わりの見えないプレッシャーで心をすり減らしている時、私たちは「自分の人生」を生きている感覚を失ってしまいます。平日は会社と家の往復だけで精一杯。休日は泥のように眠るだけ。親の顔を見に行く余裕すらなく、ただただ組織の歯車として時間を消費していく。50代の管理職であれば、そんな息苦しさを抱えながら日々を耐え忍んでいる方も多いはずです。

上司との決定的なトラブルで心身症となり、休職して16日目(7月15日)となりました。今日は予定通り、車のディーラーへの訪問と、自分の実家へ両親の顔を見に行ってきました。この記事では、実家で両親と過ごした時間や、すっかり板についてきた夕食作り、そして少し先の「お楽しみ」について綴ります。仕事に追われて大切なものを見失いそうになっている同世代のあなたへ、立ち止まることの価値が伝われば幸いです。

平日の昼間のドライブと、実家の手入れされた庭

週2回のジム通いがもたらす、確実な行動力


今日は午前中から家を出て、車のディーラーへ行ってきました。
休職した直後は、外に出る気力すら湧かず、誰かに会うことも極端に恐れていました。しかし、毎日とはいかなくても「週に2回」のペースで無理なくジムに通い、汗を流してきたおかげで、こうして「予定をこなすために外出する」という気力と体力が確実に戻ってきているのを感じます。

ディーラーでの用事を済ませた後、そのまま自分の実家へと車を走らせました。平日の昼間の道路は渋滞もなくスムーズで、焦ることなくハンドルを握る時間が、張り詰めていた私の神経を優しく解きほぐしてくれました。

綺麗な庭と、親についた「有給」という嘘


実家に着くと、両親は変わらず元気な姿で出迎えてくれました。ふと庭を見ると、とても綺麗に手入れされています。聞けば、ここのところずっと草刈りを頑張っていたとのこと。綺麗にしてくれるのはありがたいですが、連日のこの猛暑です。「熱中症にならないように、絶対に無理はしないで気をつけてね」と、強めに念を押しておきました。

そして、平日の昼間にふらりと現れた私に対し、親から当然「今日はどうしたの?」と聞かれました。私の中には「心身症で休職していることを伝えるべきか」という葛藤がありましたが、顔を見た瞬間、やはり本当のことは言えませんでした。

「今日はたまたま有給を取ったんだよ」

高齢の両親に無用な心配をかけまいと、私はそんな「小さな嘘」をつきました。親にとって一番の悲しみは、子供が心身を壊して苦しむことです。50代になった今の私にできる最大の親孝行は、立派な肩書きを誇ることよりも、「健康で元気に有給を楽しんでいる息子」の姿を見せることなのだと割り切りました。

夏を乗り切る夕食作り。冷しゃぶと冷えたビール!

さっぱりと胃に優しい「冷しゃぶ」でリハビリ

夕方、実家から帰宅してからは、私の大切な日課でありリハビリでもある「夕食作り」のスタートです。今日はとにかく外が暑かったので、さっぱりと食べられる「冷しゃぶ」にしました。

豚肉をサッと茹でて、氷水で冷やす。付け合わせの野菜を切って、お皿に盛り付ける。火を使う時間は短く、手軽にできるメニューですが、お肉が硬くならないように温度に気を配りながら手元に集中する時間は、最高のマインドフルネスになります。実家で両親と過ごした穏やかな余韻を感じながら、無心で料理を楽しみました。

やっぱり最高。ビールと一緒に味わう達成感

出来上がった冷しゃぶを食卓に並べ、今日も登場しました、「冷えたビール」!

茹でたての豚肉にポン酢を絡め、そこにビールを流し込む。暑い夏にはたまらない、最高の組み合わせです。妻も喜んで食べてくれました。
自分の作った料理で食卓が囲めること、そしてお酒を美味しく飲めること。これらは当たり前のようですが、心が限界を超えていた頃には絶対に味わえなかった感覚です。失われた自己肯定感が、毎日の夕食を通じて着実に修復されています。

明日は一人で楽天戦!気ままなソロ活の楽しみ

妻にはフラれたけれど…(笑)

さて、明日(7/16)は私にとってちょっとした「イベント」があります。楽天イーグルスの試合観戦に行く予定なのです!

実は最初、妻も一緒にどうかなと誘ってみたのですが、「私はいいわ」とあっさりフラれてしまいました(笑)。まあ、野球にそこまで興味がないのでシャーないですね。というわけで、明日は気ままに「一人観戦(ソロ活)」を満喫してこようと思います。

自分のためだけに時間を使う贅沢


会社員時代なら、平日の夜にナイターを見に行くなんて、仕事の調整や上司の目を気にしてしまい、心から楽しむことはできなかったでしょう。

一人でスタジアムの熱気を感じながら、気兼ねなくビールを飲み、大きな声で応援する。誰のためでもない、自分のためだけに時間とエネルギーを使う贅沢を、明日は思い切り味わってこようと思います。

まとめ:大切な人を守るためにも、まずは自分を治そう

休職16日目。車のディーラーへ行き、実家で両親の元気な顔を確認し、夕食の冷しゃぶとビールを楽しみ、明日の楽天戦に思いを馳せる。とても穏やかで、人間らしい1日を過ごすことができました。

もしあなたが今、仕事のプレッシャーで押し潰されそうになり、親や家族に心配をかけることを恐れて一人で限界まで耐えているなら。どうか、壊れてしまう前にその環境から少し距離を置いてください。「心配をかけたくない」という思いは尊いですが、あなたが本当に倒れてしまったら、家族はもっと深く傷つきます。まずは自分自身を徹底的に労わり、治す時間を取ってくださいね。